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活動レポート

国立女性教育会館でワークショップ

8月21日、国立女性教育会館(ヌエック)主催の「男女共同参画推進フォーラム」にワークショップを出展しました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!!

場所は埼玉県の武蔵嵐山。緑に囲まれ、夜も風が気持ち良く、クーラーなしでいられました。ちょっとした小旅行気分です。^^

毎年開催される「男女共同参画推進フォーラム」には、全国から様々な人が集まります。
シンポジウムや映画上映会などもあり、選考に通ればワークショップを出展することが出来ます。
インパクト東京は今年もワークショップを出展しました。タイトルは「安全確保と意思表示~体と心を守る女性のための護身とは~」。
前半のレクチャーではロールプレイをしながら、NOの意思表示は自己決定の要であること、NOを言わないことのリスク、自尊感情について等の話しをしました。後半は簡単な護身実技を学びながら、自分を侵害するものに対して体でNOの意思表示をすることを体験してもらいました。

参加される方は大体、特別な技を習うと思っています。でも技自体は全然難しくありません。ちょっとした体の使い方を習えば出来ます。何せ元婦人警察官が「こんなに簡単だなんて!これなら誰にでも出来る。そこが良い。」と言ったぐらいです。
そして技もさることながら必要なのは、暴力や侵害に対する正しい知識と、大切な自分を守るんだという気持ちです。
いざという時に自分を守る覚悟をするには、危険な場面では自分で自分を守っていいんだ、それは相手(加害側)より自分の安全・安心を優先させることなんだ、と知っていることは大きな力になります。
そして実技で「自分を守るためにこんな事ができるんだ!」という感覚を味わうことは、自分への信頼感を増すのに役立ちます。

最初は少し緊張していても、だんだん表情がリラックスしていって、最後には生き生きした笑顔を見せて帰っていく。参加された方のそんな様子に、いつも元気と充実感をもらっています。やめられません(笑)。
参加者全員が「楽しかった」と回答したアンケートより、一部感想をご紹介します。


感 想
■声を出す大切さ。自分を守る大切さを感じました。気持ちを強く持つことが、自分を守ることにつながるとは・・。ありがとうございました。
■初めての経験でした。本当に貴重な経験でした(レクチャーも実技も)。多くの女性に知ってほしいと思いますが、いかんせん悪い男に知られたらダメだし・・難しいですね。
楽しかったし、先生の笑顔と声、お話に癒されました。なんだか自分に自信もつきました。本当にありがとうございました。
■自分が苦手な「NO」と意思表示をすることが、実は一番自分自身を守ってくれる手段であることを認識できました。安心できる、とても有意義な講義でした。いざという時にきちんと実践できるよう、日頃から本日の研修をよく思い返したいと思います。
■思いきり低く大きな声を出すことが役に立つことがわかりました。本日ご指導戴いたこと若い女性に教えたいと思いました。
■楽しい、でも緊張。とってもデリケートでドキドキする部分。話す内容も言葉も凄く気を遣っていらっしゃるのが伝わりました。是非活動を続けて下さい。

 

 

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