11月14日、佐賀県DV総合対策センター主催の「女性のための護身術講座」でワークショップを実施しました。
11月14日、佐賀県DV総合対策センター主催の「女性のための護身術講座」でワークショップを実施しました。
ご報告がすっかり遅くなりましたが、参加して下さった佐賀の皆さん、ありがとうございました!
会場のアバンセ(佐賀県立男女共同参画センター)の正面玄関には、紫の横断幕が掲げられていました。
紫色は、国際的な女性に対する暴力根絶運動“パープルリボン”のシンボルカラーです。
今回のワークショップは3時間だったので、実技もいろいろ出来ました。女性たちがどんどん元気になっていく様子に嬉しくなりました。
ワークショップの説明をする時「女性が元気になるプログラムです」と話していますが、なぜ護身を学ぶことで元気になるのでしょうか。
その大きな理由は、護身を学ぶことを通じて自分の力を感じられるからです。力というのは技術的なことではなく、もっと根本的な力です。感じ、考え、決断し、行動する力。それは自分で自分の人生を生きる力でもあります。
この力は本来誰にでもありますが、奪われたり封じたりしていることも多いです。私たちの周りには、女性は無力だというメッセージがあふれていますし、腕力に対する無意識の不安もあります。
護身の実技を学ぶことは具体的な対処法を身に付けるだけでなく、自分の力に気付き(取り戻し)、腕力への不安と無力感を切り離すことでもあります。
自分の力で自分自身の人生を生きる。大変ではあっても、それは自分への自信と信頼を感じる生き方です。
アバンセのHPにも写真付きの講座レポートが載っています。よろしければご覧ください。アバンセ