2月4日、さいたま市男女共同参画推進センター主催の「私の体はわたしのもの」で護身法ワークショップを実施しました。
2月4日、さいたま市男女共同参画推進センター主催の「私の体はわたしのもの」で護身法ワークショップを実施しました。
講座はリプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)に関する4回連続の最終回でした。皆さん、ご参加ありがとうございました!
この「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」という言葉を聞いたことがありますか。これは1994年にエジプトのカイロで開かれた国際人口開発会議で提唱された概念です。
初めてこの言葉を聞いたとき、自分には性と生殖に関する決定権があるのだ、とまさに目からウロコでした。
そういえばワークショップの参加者からも「目からウロコでした。こういうこと(護身)を知っているのと知らないのとでは全然違いますね。」という感想をよく頂きます。
そう、知識は大事です。先日臨床心理士の信田さよ子さんの講演を聞きに行ったとき、DV被害者にとって知識が一番大事、という話をされていましたが、レクチャーと実技を半々で護身を教えているのはやっぱり正解だなとあらためて思いました。
体の動きに制限をかけるのは、頭。頭のリミッター(常識や女らしさ等)を外さないと体は動かない。物理的には出来るはずの動きもできません。
さらに言うと、頭で理解しても体に届くのはけっこう大変だったりします。(健康の知識が増えても、健康になるとは限らないですよね)だから頭と体、両方からアプローチすることはとても有効なのです。