女性と子どものための護身法講習を提供するインパクト東京

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活動レポート

女性の支援施設で派遣ワークショップ

女性の支援施設で「女性のための護身法ワークショップ」を実施しました。

先月(3月2日)女性の支援施設でワークショップをしてきました。
ご参加頂いた利用者さん、職員さん、ありがとうございました!

護身というと「合気道のような感じですか」とよく聞かれますが、護身と武道はたぶん違います。
(私(森山)は武道をやったことがないので、たぶんとしか言えませんが。)
自分に危害を加えられそうになったら、逃げられれば逃げるのが一番得策です。
けれど心や、尊厳や、自分らしさ等は、逃げたら守れない時もあります。
心や尊厳を技だけで守ることが難しいのは想像がつくと思います。
ではほかに何が必要か。それは「自尊感情」(自分を大切に思う感覚)です。

護身と自尊感情の関係は、簡単にいうと次のような感じです。
心や尊厳が脅かされそうになったら、見えないぶん“気付く”ことが大事
→気付くためには、自分の気持ちに敏感でなければならない
→敏感でいるには、気持ちをないがしろにせず受け止めることが大事
→きちんと受け止めるには、気持ちを大切にしなければいけない
→大切にするには、自分の気持ちが大切にするに値するものだという意識が必要

自分を大切に思う「自尊感情」こそが、自分を守るパワーになります。
それでは、護身を学んで自尊感情が上がったみなさん^^の感想をどうぞ。


感 想(利用者)
■護身術というと、何か身構えてしまいますが、お話をうかがっているうちに身近で自分にもできるということがわかりました。声出しや実践をわかりやすく教えていただきました。常日頃から自分の心と姿勢に気をつけていきたいと思います。
■参加してとてもいい勉強、体験をさせてもらいました、とても良かったです。
■本日学んだことが発揮できるかを聞かれると自信がありませんが、いざとなったら思い出し、役に立つと思います。ありがとうございました。


感 想(職員)
■基本は、自分の体と心を大切にすること、その上での体験という、日頃気付かないことに気付く、貴重な時間でした。とっさにはできるか自信はないのですが、時々思い出し、又、知人にも伝えていきたいと思いました。
■体1つでこれだけの威力を出して体を守ることができるということを忘れないためにも、繰り返し、このような機会があればよいと思いました。ありがとうございました。
■絶妙な導入により、体験に入りやすく、実践的な講習でとても勉強になりました。「これは、そんな時には是非やってみよう」と思える実践的な講習で、利用者もとても興味深く、また積極的なプラスの気持ちを持って体験できていました。いざというときに実践できるよう、毎年学びたいです。

 

 

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